2001年10月26日 せり ![]()
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修理!もしやそのパソコンは
私は某メーカーでPCの製造技術の仕事をしています。
PCの製造技術をしているということで、よくPCに関しての質問を受けます。
ある日のこと、いつも通り仕事していると・・・
他の部署の課長から私宛に電話がかかってきました。
ちなみに、そこの部署は直接仕事には関係ないので、その課長とは面識はありません。
「製造技術のせり君いる?」
「はい、私ですけど」
「君はMシリーズの製造技術担当だよね」
「はい、そうですけど・・・」
「私、最近初代Mを入手したんだが、動かないんだよね」
「はぁ・・・」
いまさら旧機種をゲット・・・しかも初代ですか・・・
「直して」
Σ( ̄□ ̄;)「直して」ときたか!
でも、たとえ課長でも、一度も会ったことの無い人間のPCを直すのは面倒くさかったのでサービス課に振ることに。
「あの、そういうことはサービス課の方に問い合わせてくれませんか?」
「なに! 自分の作ったものに対して無責任な」
無責任とな!
しかし、ここでOKしたら、永遠にプチサポセン状態だ・・・
幸いうちにはサービス課という本業のサポセンがいるのだ。何とかしてそっちに振って回避せねば!
「いや、いったん市場に出たものは市場不良として扱われるのでサービス課が対応することになっていますが」
そしたら課長から意外な一言が。
「でもね、これサービス課には頼めないんだよね」
「なんでですか? 中古でも頼めますよ?」
「先月、ジャンク置き場に行ったらこれ落ちてたから拾ってきた」
なんですと〜(゜▽゜;)
よくよく話を聞いてみたら・・・
それは、先月私が捨てた製造の組立検証用として試作部品や不良部品で構成されたPCでした。
「もしかして、本体のすみに゛Not For Sale゛ってシールが貼ってあります?」
「あ〜貼ってあるね。なおさらサービス課に頼めないね。せり君、直して」
「無理です」(T-T)
結局、数ヶ月前に私が捨てたこと、もともと動かない部品で構成されていること、旧機種で自分には手持ちの部品をすべて処分してしまったので修理できないということ説明。
何とかあきらめてもらいました。
その時の課長の一言。
「せっかく、タダで新しいPCが手に入ると思ったのに・・・」
課長さん、そんな旧機種を拾ってこなくても、最近PCなんざ10万も出せばそこそこ使えるものがゲットできます。
そんなにうちの会社ってお金ないのかなぁ・・・
それ以前に今はどんな旧機種使っているんだ?
それ以降、たとえ面倒でも、PCは分解してなおかつ各部品を壊して捨てるようにしました。
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