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暴露!新幹線に負けたデジカメ

2001年3月26日  わいどしょーのディレクター


知人の女性記者(週刊誌の事件記者です)からこちらのHPを教わりました。
あまりに面白かったので、感謝の気持ちを兼ねて彼女のネタを投稿します。


98年の和歌山の毒入りカレー事件の時です。
彼女は、

「私は締切の1分前に撮影した写真でも間に合うんだよーん」

と、自腹で買ったデジカメを使うチャンスにはしゃぎまくってヒンシュクを買っていました。


そして締切の夜、彼女は僕たちに聞こえるように大声で、

「写真をこれから電送します」

と誇らしげに上司に電話していました。
当時、デジカメを持っていたのは彼女だけだったので、僕たちは

「お〜スゴイぜ〜、ハイテクだぜ〜」

と悔しさ半分で感心していたところ、彼女は次第に、

「はあ? いえ、新幹線便より早く送れます」
「新幹線便より安いです」


と、電話相手にふてくされ始めました。


結局、写真はデジカメそのもの新幹線で送ることになりました。
和歌山県園部から電車に乗って新大阪まで出て、1万円かけて送ったのです。

そして受け取る方も会社から車でわざわざ東京駅までピックアップしに行きました。
絵に描いたようにアナログです。


彼女は一生懸命、上司に電送の仕組みを説明していました。
が、アナログ派の上司を納得させることができなかったのです。

彼は、「写真がFAXみたいなもので送られてくる」と理解したようで、

「そんなものを使えるか! いいから新幹線便にしろ!」

と怒鳴って電話を叩ききったとか。
「デジカメを新幹線で送るなんて屈辱だ」と彼女は怒っていました。


その後も新しモノ好きの彼女携帯電話も受信しかできないオヤジ上司との闘いは続いていて、

携帯写真のデータを送ってこないでください!」
「DTP入稿ではデータも変更しないと、ゲラだけ校正してもダメです!」
「私のパソの上にラーメンを置かないでください!」


などと、現場で携帯に向かって叫んでいます。


出張先から原稿を電送しようとした時には、

「受信方法がわからないから」

FAX本体が会社から宅急便で送られてきたこともありました。


凄惨な殺人現場で、彼女の闘いは少しだけ和み系です。


偉そうなことを言ってはいても、マスコミのITなんて政治家と同レベルなんです。

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