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恐怖!留守番電話のファン!?

2000年2月13日  白煙左端


こんにちは、ろばーとさんの留守番電話の話を読んで、実はとても思い当たることがあるので投稿します。


実は僕、昔ロックバンドのボーカルをしていたことがあるんです。(もちろんアマチュア)
それで曲作りのために色んな道具を持っています。
バンドやってる人ならわかりますが、マルチトラックギターおよびシンセサイザー等。

それで一人暮らしのため暇だったもんでいろんなコントを、留守番電話のために作って吹きこんでました。
多重録音を駆使してデュエットなんかも一人で!
たった32秒間しかメモリー録音できないので意外と大変な作業で、一曲作ってアレンジして吹き込むのに2時間位かかったりします。

それなのに友達は

「けっ! また変な留守番電話だよ!」

と言ってメッセージを入れてはくれませんでした。

(けっこう名曲もあったんですが、留守番軍歌や留守番サンバとかお聞かせ出来ないのが残念です)


それがある日のこと家に帰るとメッセージランプが光っています。
ボタンを押すと。

「チャラッチャッチャラァーン」

それはまさしくル○ン3世のテーマ音楽!
な、なんだぁー!?と思っていると、そのあとに

「すみません。間違い電話をかけてしまったんですが、あんまり変!だったんで、私も何か入れなきゃいけないと思ってぇー入れてみました」

たぶん、女子高生かなにかでした。
そして、その子が友達にでも紹介したんでしょう笑い声が他にも数件!


それからです・・・
家に帰るたびにランプが光っています。
たまたま僕の番号が間違えやすいのか、その女子高生とは違ったラインもできてしまいました。

それまでは毎日アップロード(そう言うのか?)してはいなかったのですが、なぜかせかすようなメッセージが!?

「今日のは、ん〜70点ってとこです。明日に期待してまーす」

お前いったい誰やねん!!

だいたい32秒しか時間がありませんのでメッセージを残す人に何か言えるよう曲をつくれません。
(留守番電話はメッセージを入れて下さいということが伝わるというのが最低限のルールと言うこだわりがあったものですから)

一時期は、毎日2〜30人はアクセスがあったと思います。
不思議なことに夜には電話はかかってきませんでした。多分、僕に出られるのが嫌だったか、仕事中の人がほとんどです。


そしてある日、有休を取って家にいたときに電話がかかってきました。

「・・・・・・・・」

無言です。

「もしもし?」

僕が聞きます。

「あれっ・・・?」

しばし沈黙。

「あの、田中さんのお宅ではないでしょうか?」
「ちがいます」

そう言うとすぐ電話は切れました。
でもその声には聞き覚えがありました。間違いなくあの女子高生!

おまえ! 留守番電話が始まったと思ってたな〜!
しらじらしい! 田中だとぉぉぉぉ!?


他にもなぜか人生相談を入れている女の子や(俺に相談しても知らんちゅうねん!)携帯電話の番号をメッセージに入れたときには仕事中に鳴りっぱなし!
とどめは、

「もうこれ以上作り続けるのは無理だ! 俺には才能がないんだ!」

と言う曲を入れた後(そんな曲を作った僕もどうかしてる?)「がんばって〜!!」とか「あなたなら出来るわ!」とか、メッセージが入っていました。

いいかげん精神的に参ってしまい作るのを僕はやめてしまいました。(と言うか引越ししたんだけど)
最初は楽しかったんですけどね。やっぱり追い立てられるのは・・・

まぁふつう、留守番電話のファンなんてつかないですよね。
まだちょっと僕、トラウマが残っています。

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