2000年2月3日 まー ![]()
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一喝!反論のすべはなく
ちょっと季節はずれになりましたが、1990年代後半のある年にこんな出来事がありました。
当時、僕は大学の寮に住んでおりました。相部屋です。
同じ部屋の先輩は、同じ寮に住んでいた女の子と付き合っていました。
(正確にはヒモじゃないかと主張する寮生はたくさんいましたが)
さて、季節は冬です。
上の御両人は、部屋があたかも自分達だけの世界であるかのようにして鍋をしておりました。
世間はクリスマスに向け盛り上がりつつありました。
二人はテレビでニュースを見つつ、黙々と鍋をつついていました。
テレビのレポートでは、このように伝えていました。
「街はクリスマスに備え、御覧のように今年もイルミネーションが始まりました。若いカップルで賑わうことでしょう」
これを見た先輩の彼女が、
「いいねー。こういうとこ行きたいよね」
と一言ポツリ。
それに対する先輩の反応。
「テレビに毒されている!」
Σ( ̄□ ̄;)!!!!!
一瞬、時が凍りました。かわいそうに、彼女さんは黙して語れず。
僕は慌てて2部屋隣の友人のところに駆込み、大笑い。
そんな先輩を、彼女は恐らく今でも見捨てていないのが不思議です。
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