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過去!ピアノ発表会の悪夢

2000年1月23日  謎のznc [URL]


私が中学生の頃、ある音楽教師に出会いました。
その教師は中学生まで相当のワルだったのですが、高校入学辺りから見事に更生し音楽の教師にまでなったという経歴を持っています。

これは、その教師から聞いた話です。


その教師が高校生になった頃、自らの更生とともに音楽教師を目指し、ほぼ同時に音楽教師の基本の一つであるピアノを習い始めました。
ところが、ピアノを習い始めてから間も無いうちに、いきなりピアノ発表会に参加しなくてはならなくなりました。

通常、高校生クラスともなると曲目はクラシックの有名所が定番なのですが・・・
ピアノを習い始めてから間も無い彼は、そんな曲はとても出来ません。

しかし演奏だけは絶対に行わなければならなかったそうで、やむを得ずその教師が演奏した曲目は・・・

「大きな栗の木の下で」!!

もう、曲目の発表から演奏が終了するまで会場は爆笑の渦だったそうで。
演奏した本人は赤っ恥どころではすまなかったようです。


・・・と、この話を初めて聞いた時、教室内でも爆笑の渦でした。
まあ、ここまでならある音楽教師の壮絶な過去で済むところなのですが・・・

ところが、この話がよりにもよって私の中でトラウマとして残ってしまっているのです。
その話を聞いてから10年以上たった今でも、習い事と聞くと常に「大きな栗の木の下で」のメロディーと共に会場を埋めつくす爆笑の渦、そして演奏している若き日の教師の「想像を絶する赤っ恥の表情」が浮かんでしまい思わず頭を抱えてしまいそうになります。


まあ、それでも本人の教師になるという思いはかなり強かったようで、この悪夢な出来事の後でもピアノを続け晴れて音楽教師として教壇に立っているのは本当にすごいことです。

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