2000年1月2日 くら ![]()
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自爆!しかしそれは違うだろ?
最近、某ゲーム機(@のようなマークのついている、あれです)を購入したので、インターネット機能を使うためにユーザーサポートに電話したときの話です。
うちの家の電話はインターホン共用の内線電話で、外線発信時には外線ボタンを押す電話(外線発信番号がない)で、リダイヤルが面倒なタイプです。
「@ユーザサポートです」
「@でのインターネット接続について、お伺いしたいのですけど」
「どうぞ」
「先日から100回ぐらいリダイヤルしているのですけど、全然接続ができないんですよ」
「では、設定を確認させていただきます。回線はトーンですか? パルスですか?」
こんな感じで簡単な確認が続く。
で、問題になるのは、インターホン共用の内線電話である。
「内線をお使いなら、内線発信番号を設定していただきまして・・・」
「内線発信番号はないです。外線ボタンを押すことによって外線を占有するタイプです。ですから、通常はこのボタンを押してから使います」
「お使いの電話機メーカに確認して、内線番号を設定してから・・・」
「うちの電話は簡易交換機に外線占有信号をボタンで流すタイプの電話で、内線発信番号はありません。ですので、内線番号は設定しません。外線発信番号がなくても、設定が必要ですか?」
「細かい設定についてはわかりかねますが、お使いの電話機メーカに確認して、内線番号を設定してから・・・」
をいをい、全然人の言うこと聞いてないよ。
ということで、数分間押し問答(笑)
ついに向こうが折れた。こっちが他のモデムでインターネット接続していることを話したのがよかったのか・・・
「では、その設定で繋がるのですね。確認しますのでしばらくお待ちください」
ここで、待つこと5分ぐらい・・・
どうも初めてのケースのようで、なかなか戻ってこない・・・
こっちもいろいろ考えていて・・・
「そーいえば、うちの電話4線式だったな。前にS◎NYのモデムも2線じゃないと接続できなかったっけ」
などということを突然思い出した。
電話するまで、完全に忘れていた・・・自爆モード起動。
「お待たせしました。@の接続設定のところの[難しい設定]でAT×3(エーティバツ3)と入力してください」
「・・・!? はあ、ATX3(エーティエックス3)ですね。(さりげなく訂正) これで繋がるのですね?」
「はい」
(うそつけぇぇぇ・・・・・・・)
「ところで、先ほどお話ししたとおり、うちの電話機は簡易交換機が入っているので4線式なのですが、このモデムって、4線式に対応しているのですか?」
ご存じの通り、最近のモデムは大抵は2線式で、4線式対応モデムは非常に少ないです。
(というか、56Kモデムで対応しているものがあるのか? 乞う、情報)
「はい、対応しています」 (即答かよ〜)
すでに、自爆モードに入っている私は・・・
「マニュアルにはそのような設定の記述は見あたらなかったようですが・・・」
「はい、マニュアルにはここまでは書いてありません」 (言い切るなぁ〜)
「はい、わかりました。試してみます」
ここで、ATコマンドがわかる方はわかったと思いますが、「ATX3」とは当然「BUSY検出などを行う」コマンドで「2線式の設定を4線式に変更する」ものではありません(;_;)
万が一(笑)接続できたりすると情けないので、設定して接続を試みたところ・・・
接続できるわけねぇ〜(; ;)ホロホロ
で、結局のところ、@のモデムは4線式に対応していないということが分かりました・・・
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