投稿ネタ355へ  ネタ一覧へ  投稿ネタ353へ

意識!無意識の狭間

2000年1月1日  ゆげ [URL]


私はもけもけとした毛を触るのが大好きだ。
ぬいぐるみとか、あとコートとかの袖やフードにくっついているファーなんか見ると触らずにはいられない

そんな私がとうとうやってしまった、お話である・・・。


何年か前の冬のことだ。
会社帰りの電車の中だったと思う。

座れる程ではなかったが、その時間にしては電車の中は空いていた。
吊革や手摺につかまるでもなく、ドアのところに寄りかかるでもなく・・・。
中途半端な位置にただ、ぼーーーーーっと突っ立っていた。
そお、ぼーーーーーーーっとね。

途中の駅から、もけもけの毛の付いたフード付きコートを着た二十歳くらいの女の子が乗ってきた。
ぼーーーーーーっとしながら、彼女のフードを見て

「・・・あぁ・・・触ったら気持ちよさそうだなぁ・・・。触ったら・・・触ってみたいなぁ・・・」

なぁーーーーーーんて思っていた・・・。
、だよ。
気が付いたら手が伸びて、その女の子のフード掴んでました(@@;

その子はびっくりして振り返り、怪訝な目を私にむけた。(当たり前である)
びっくりしたのは私も同じなのだが、なんか言わないとっ。言わないとっ・・・。

「えっとーーー。そおじゃなくてぇーー・・・」

言葉が続きません(泣) 意味不明だしっ(号泣)

つーーーか、何が「そおじゃない」
のか。
そおじゃないなら、なんなんだってなもんなんだけどもね。

もっとましな言葉がなかったのかと思いつつ、次に出てくる言葉に詰まっていると、次の駅に着いたので

「すみませんでした・・・」

と一言謝り、電車を降りたのでした・・・(;_;)


・・・無意識って・・・恐いですね。イヤ、ホント。

− 354 −

投稿ネタ355へ  ネタ一覧へ  投稿ネタ353へ