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豪州!これが実態(住居編)

1999年12月22日  剣先○賊 [URL]


私は豪州某2000年オリンピック開催地に滞在しております。
決してこの国・この街でいい事ばかりではありません
その『出来事』を愚痴らせて頂きます。

今回は、友人の話を…。


私の友人Nは、某事務所でアコモデーションの紹介をしています。
日本と違い、こちらでは「部屋を間貸しする」ことが当たり前なのですが、生徒(だけでも無いけど)部屋探しをお手伝いする仕事を主にしています。

その中には困ったお客だけではなく困ったちゃんオーナー(宿主)もかなり存在するそうです。



<その1>

オーナーの中には、部屋に入った生徒さんが友達を連れてくることを余り良く思わない人もいます。
勿論「友人を泊めることは許さない」と言った人もいます。まあ、それはそれでまだ良いのですが・・・

或る日。
いつもの様に電話を受けると、それは生徒さんではなく、空いた部屋を貸し出したいオーナーさんでした。
いつもの如く、住所・電話番号・入室可能日を聞き、部屋の状態立地条件家賃を聞きます。
そして、入る生徒さんに対する条件も聞きます。すると…

人を家に連れてこなくて、週に1・2回外泊してくれる人が良いわ」

おい、こら(怒) 家賃貰うんだろ…。
当然友人は「そんな人いません」と言って断ったそうです。



<その2>

オーナーの中には、かなり自分の貸し出す部屋に自信を持っている方がいるようです。
尤も、日本人と違い、そういう方は多いのですが…。

いつもの様に電話を受けると、某住宅地に家を持つオーナーさんでした。
いつもの如く諸々を聞くのですが、このオーナーさん、かなり強気な値段を指定してきました。
そして「見れば納得する」と言うので、下見に行きました。すると…

「見てくれ。こんなに交通の便が良くて、こんなに広い部屋で、家具も皆揃っていて、良い条件だろ?」

しかし…多くの物件を見ている友人にはそうは思えませんでした。
広いと言っても一人用ベッドが入ったら狭く感じる程度だし、交通の便が良いと言っても強気に出る程でもなく、家自体も薄暗くて汚かったそうです。
もっと良い条件で、もっと安い物件は、他にもいくらでもあると言った感じ…。

しかし、まあ、こう言った勘違いな自身過剰のオーナーは珍しくありません。
驚くべき事は、その後の話。

そのオーナーさん、今までも「英語学校」からホームステイとして生徒を送ってもらっていたようです。
英語学校から送られた何も知らない留学生は、きっと、ウンザリした事でしょう。

因みに、念の為言っておきますが、ホームステイの料金は普通に部屋を貸し出す値段より遥かに高いのです。
英語学校も結構無責任ですね。


友人がそこに生徒を送る事は、無いでしょう。



<その3>

オーナーの中には…というか、明らかに詐欺の人もいます。
オーナーの中には「数ヶ月旅行に出るので、その間だけ部屋を貸したい」と言う方もいます…が…。

いつもの様に、生徒さんにある一人部屋を紹介する事になりました。
いつもの如く、生徒さん自身にもオーナーを紹介し、部屋を見に行ってもらいました。

しかし、そのオーナーの行動がどうもおかしいのです。

「家賃を2ヶ月まとめて前払いしたら、ちょっと安くするよ」

このオーナーさん、2ヶ月だけ仕事の為に海外に行くので、その間だけ部屋を貸し出したかった様です。
しかし、このオーナーの言う「2ヶ月前払い」の割引率は高い気がします。
また、全ての物件は光熱費込みとなっている筈なのですが、後になって「やっぱり光熱費を貰いたい」と言い出しました。

不信に思った友人とその同僚が、パスポートや免許書などの身分証明書の提示を求めたところ、それも拒否する有様…
ますます怪しくなってきました。


突き詰めたところ、入室可能日の直後、そのオーナーの居住権が無くなると分かったそうです。
また「海外に出張」というのも、どうやらだったようです。

もし誰かがそこに入居していたら、すぐに立ち退きを請求されていたかも知れません。


…と、海外生活には落とし穴が結構あります。
皆様、覚悟なされませう…。

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