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悪魔!「俺の目じゃねぇ!」

1999年12月12日  ゲット


初めまして、土木・建設工事関係の現場監督を日々の生業としている”ゲット”と申します。
昔、私が診ていただいた眼科での出来事をお話します。


初冬のある日、いつものように工事現場で工事写真やら丁張り(道路の仮設定規みたいなもの)等の仕事を早々に終え、暇だったので石工の職人さんの手伝いをしていた時のこと。

ピシッ! (☆0☆;;

私の右目に激痛がぁぁ・・・
職人さんがコンクリートカッターなる物で切っていたコンクリートの破片目にっ!


その日は、そのまま帰宅し洗顔(洗眼!)してすぐに寝たのですが・・・
朝起きると、顔の右半分がまるで”お岩さま”の様に腫れてずれているうぅ!

会社にその旨を伝え、いざ眼科病院へと家を出発。 しかしまだ1度も眼科に行った事が無かったので、車で徘徊。その内に、だいぶ古い看板を見つけすぐに受付へ。そして診察を受けました。(ここまでは、良い)

すると先生は、

「右目の瞳に3mm位の石が刺さってるよ。痛いでしょ」

ちょっと笑ってるぅ。

「すぐに取りましょうね、じゃこっちに来て」

と仰ってカーテンの奥へ。
行ってみると、分厚いテーブルに2本のベルトの付いた鉄の棒が有り、その前に座ると二人の看護婦が私の頭をその2本の棒の間に入れベルトで固定し、なにやら水っぽい付け薬を右目に付けながら

「目は麻酔が効かないから、この付け薬しかないのよ」

だって、とっとっと言う事は・・・

ビビっているとおでこに丸い反射鏡をつけた先生が登場ぉ。
私は、初めてその反射鏡の使い道を知りました。凹反射鏡には中心に小さな穴が開いていて、そこから患者を覗くのです。
そして三叉(瞼を閉じられなくする器具! これだけでも痛い!)をはめられ、二人の看護婦に両肩を押さえ付けられて一言。

「麻酔が効かないからちょっと痛いけど、瞳を動かすと目が切れちゃうから我慢して凹反射鏡の穴だけを見てください」

そう言うと針の様な物がだんだん近づいてくるんです。”サスペリア”ってホラー映画みたい)
そして「カリカリッ、ヌチャ、カリカリッ、ヌチャ」って激痛と共に目から音がするぅ!

「痛い! 痛ってぇ! 手前ぇ、痛ってぇっつってんじゃねえかよぉ!」

予想できない強烈な痛みに思わず言ってしまいました。ほんとに薬が効いていません。
私の言い方も悪かったんですが、すると先生も言ってくれました。

「当たり前だ! おまえの目だ! 俺の目じゃねぇ!」

たしかにこの痛みは私の右目からですよぉ、痛くない貴方がヤッてんだよぉ。

・・・そして終始約2時間の末、反抗できない立場の自分の目の痛みと戦いながら治療は終了
受付で痛み止めの薬(効くのかぁ?)をもらい帰ろうと思ってたら・・・

「クックックッ」

なんと待合室にいた患者全員に悲鳴や罵声が聞こえていたらしく、みんなうつむいたり私の顔を真剣な顔で見てたりで、恥ずかしいやら情けないやら・・・
逃げるように病院を出て車に乗り運転し始めたら、キマシタヨ・・・

「あれっ? 頭がクラクラだぁ」

今ごろになって付け薬(麻酔?)が効いてきました。遅いっつうの!


うぅっ。古い看板の眼科には、もう行かないぃ!!(φ_T;;
というか、よく効く目の麻酔薬作れぇ〜

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