2002年11月13日 ぐれちゃん ![]()
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幼児!その風貌は貫禄を
私は、とある病院に勤務する検査技師です。
小児科からの検査依頼がやってきました。
2歳のオトコの子の脳波検査です。
検査の前に小児科の看護師さんのなが〜〜〜い前フリがありました。
「2歳やけど、ほんっっっまにびっくりするから・・・」
いったいどんな子がくるんや?
どんな難病の子が来るの? どんなに手のかかる子がくるの??
不安は膨らみます・・・
長時間安静にしなくてはいけない検査のため、睡眠薬で寝かせてから、お父さんに抱っこされてやってきました。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ???
やってきたのはどう見ても2歳児ではありません。
聞くところによると彼の体重は、な・なんと28キロ!!
9歳児の平均体重です。
抱っこしているお父さんも、検査の部屋までまっすぐに来れずに、一度ソファーで休憩・・・
そりゃあ、ぐっすり眠った28キロを抱っこするのは並大抵のことではありませんわな。
なんでココまで育ったのか?
ってか、こうなる前になんで気がつかなかったのか??
それをこの両親に聞きたかった私。
聞くところによると、ハンバーガーセットを大人1人前分をペロリと平らげてしまうそう・・・
ってか、そんな量を2歳児に与えるなよ!!
しかし、やっぱり2歳児、途中でむくっと起きて泣き出した。
その声はやっぱり赤ちゃんのかわいらしい鳴き声(爆)
「うんぎゃ〜〜あ! うんぎゃ〜〜あ!」
28キロの赤ちゃんの鳴き声は、ちょっとコワイものがありましたが・・・
彼の行く末が心配なワタクシです。
このまま行くと・・・200キロは超えるな、絶対!
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