投稿ネタ824へ  ネタ一覧へ  投稿ネタ822へ

不調!お金のかかった修理

2002年7月26日  掃除朗


某ディーラー販売店で腕のない整備士として働いております。


ある日の午後。
お客様(30歳くらいの夫婦)が、

「車のカセットデッキがおかしい」

とやってきました。

早速車を預かり、テスト用のテープを突っ込んで再生させてみると・・・
ガラガラという音とともにテープが勝手に早送りされ、音が出ない状態でした。

早速デッキを取り外しです。

ちなみに、基本的に車載オーディオ関連の修理は電機屋さんの仕事なので、私たちは車からそれを外して電機屋に送るまでが仕事になります。
ダッシュボードにはめ込みになっているパネルを外し、配線類を切り離して・・・

おや?

本体を振ると、聞きなれた音がします。
一瞬、何か部品が取れて遊んでいるのかと思いましたが・・・

私はデッキを持って、フロントにいるマネージャに状態報告をしに行きました。

「マネージャ、これ・・・」
「何だ?」

デッキを振るマネージャ。
直後、事態をすべて理解。


その後、デッキの天蓋は開けられ611円を摘出。
元どおり車に戻すと、デッキは何事もなかったように童謡を流し始めました。

話を聞くと、どうも子供が「貯金箱」と本当に間違えていた様子。


イライラしがちな暑い日の中、久しぶりに、仕事中にほのぼのさせてもらいました。

− 823 −

投稿ネタ824へ  ネタ一覧へ  投稿ネタ822へ